羽夜音は眠っていた。 ドアのすぐ横の壁に寄りかかって。 「羽夜音!」 「すー…すー…」 名前をよんでも肩を揺すっても起きる気配がない。 それにしても、ほんとにきれいな顔… ふと、頬に手を添えた。 「わっ…つるすべだぁ!」 羽夜音は肌もきれいだった。