「まぁ用心するようにな」



「そうだね」






「あっそうだぁ!今日転校生が雛たちのクラスにきたんだよぉ」



暗い話から明るい話しに切り替えた雛。



「女の子?男の子?」



ゆずが雛に聞いてきた。




「女の子だったぁ!でも地味だったぁ」



「そうなんだ、俺たちも見たかったね」



「明日行けば僕たちも見れるよ、朝からいくでしょ?仁」



「あぁ」




「興味ない」



「まぁまぁ椿」




「明日行けばわかんだろ、行くぞ」





仁を合図にその場に皆離れた。








──その頃楓は───