いつもと違う内容のメールで

ただごとじゃない危機感を感じた。

でも結果、もしものことが起きなくて

本当によかった・・・

そう安心している自分がいる。


しかし、とうの彼女はそんなことなど

一切考えていなかったのならば・・・

それは謝らなきゃいけないですよね。

「勝手な想像してごめんなさい」と・・・



その日も、いつものように
彼女とメールのやり取りを繰り返した。

昨日の出来事は決して話題に出さぬよう

明るい話をしようと心がけた。

だけど

そう心がけながら話をしていくうちに

結局は毎回同じような話題になってしまう。


「生きていることに耐えられない」

そう言って

りかは何度もリストカットを繰り返した。


今すぐにやめられることじゃないけど

いつか必ずやめられる日がくるから・・



りかには絶対に自殺だけはさせたくない。


必死で説得して止めようとする日々が続く。