それからはもう沈みっぱなしで

「誰かに必要とされたい」
「誰でもいいから愛してほしい」
「自分が嫌い、しんじゃいたい・・・」

そのようなことを毎日毎日
繰り返し話すようになっていました。

また、

(こんなこと言うと、けいすけにも
嫌われちゃうだろうな・・・でもっ・・・)

そんな思いが彼女の中にあったのかも
しれません、ですがリストカットしている
こともがんばって打ち明けてくれました。

そんな彼女に、ぼくはリストカットを
無理にやめさせることはしませんでした。

とは言っても、

愛する人が自分の体を自分で傷つけていく

そんなこと認めたくなかったですし
とても悲しい上に許しがたいことです

でも、そうすることで

彼女が落ち着いていられるなら・・



そんなの甘すぎるのかもしれません

本当に彼女のことを愛しているなら
ときには厳しく怒ることもだって
大事であり必要なのではないか・・

毎日こんなことが続く中、自分にも
冷静な判断ができないときがあったり
寝てもすぐ目が覚めてしまうなど
明らかな体調の変化があるのを感じました


だからといって自分が倒れては・・・