「でもね?」 「…」 「自分で未来を変えることは出来るでしょう?」 「…え?」 「流れに逆らうのも、悪くないんじゃない?」 流れに、逆らう…? 「だって、 『未来は自分で切り開くもの』 だもの」 「…未来は、自分で切り開くもの―――…?」 「まぁ、これは遥翔の受け売りなんだけどね」 …え?彼が? 彼が、そんなことを言うの? 凄く意外だった。