「やっぱり見てて飽きねぇわ」 「…喜んでいいの?それ」 「普通に喜んでいいんじゃねぇの?」 またクスクスと笑う、遥翔。 お見合いの時とはまた違う表情。 お見合いの時は二重人格と言うことでちょっとアレだったけど、 やっぱり、お祖母様が認めた人だ。 ―――人として憧れる要素をたくさん持ってる。 徐々に私はそこに惹かれていってる。 「クリーム付いてる」 「え…?」