机に伏せた浅野くんは、こっちを見てた。 心臓がバクバク鳴る。 笑いもせずに、ただ見ていた。 怖すぎるっ 私なんかしたっ…? 頭の中がパニックだ。 あれ…? だけど浅野くんってどこか… 浮かんできた疑問が本当かどうか確かめるために、もう一度彼を見た。 するとまだこっちを見ていた浅野くん。 だけど私と目があうとすぐに、腕の中に顔を埋めた。 今度は私がじっと見る。