フォークをテーブルにコトリと置き、 「大変おいしゅうございました、ごちそうさまです」 深々と頭を下げて礼を言った。 これで私の誠意は先輩に伝わるはず。 姉崎先輩の愛をたっぷり頂いて、私はもう満腹なのです、 それに―― せっかく痩せたのにそれを台無しにするような暴食、いくら愛する姉崎先輩のためとはいえどもしたくないという気持ちも無きにしもあらず。 恋する乙女心は複雑なのです。 「何それ? 感じ悪ぃー」 先輩は背後のベッドにもたれかかり、酷く不満げにそう言った。