忘れた地球







慌てて家へ帰れば
お母さんがすごい形相で
あたしの腕を引っつかみ




車にあたしを押し込んだ





「ねえっ、何何!?」


「莞君が何か


 海に飛び降りたらしいの」

「海?」



あたし達の住む所から
近くの海まで徒歩10分位の所

すごく広くて深い海
よく遊びに行く海


その....海?