「え゛っ、えーーーー!??ホントに!?」


夏葉を思いっきり凝視してしまう。


「あのね…中学の時、野球部の試合で神蔵君の学校が来てね、それから……」


ポツリポツリ話す夏葉の顔は、そりゃあもう『恋する乙女』。


「私だって高校入ってから知ったのよ。夏葉、精一杯頑張んなよ!!」


琴音が夏葉を励ます。


なるほど……入学式で神蔵君が隣に座った時、夏葉が赤くなってたのはそれでかぁ………


「夏葉、頑張って!」


「ありがと…紀香、琴音」


フワッと笑う夏葉。


クゥーーー!


カワイ過ぎるよアナタ!!