「紀香、アンタ今“私は何の特技も無い”とか思ったでしょう?」


「へっ!?な、夏葉どうして分かるの!?」


「顔に出てんのよ!!アンタにはアンタの良さがあるんだから、勉強や運動神経にこだわらないのっ!!」


琴音がマジメにそう言ってくれて、夏葉も「そうだよ。紀香はそのままで最高よ」と言ってくれた。


………夏葉ぁ……琴音ぇ………


ありがとっ!!私幸せだよぉぉ!!!


「なっつん(夏葉のアダナ)、琴っち(琴音のアダナ)、大好きーーーー!!」


抱き着こうとしたら、2人同時に必死に止められました。