妹の香代子が、リビングで連右と紅茶を飲みながら、ため息をつく。


「彼氏こんな待たせちゃ、悪いでしょうが!」


「ブーーー……」


「膨れない!!」


…………連右とつき合い始めてから、すでに1ヶ月が経とうとしていた。


今の所ケンカもしないで、順調にいっている私と連右。


だけど半月過ぎた頃、家まで送ってくれた連右とキスしてるのを、偶然香代子に見られてしまい…………


『どういう事か、す・べ・て、話して貰いますからね~~~~~!!』


物凄い迫力の香代子には逆らえず……連右と2人で洗いざらい話した。