“好きだ”


連右の言葉が頭に浮かぶ。


そうだよ―――……夢でも何でもない、“現実”なんだ!!


「エヘヘェ……」


嬉しくって顔がニヤニヤして、しょうがなーーーい♪♪


連右………


今私とてつもなく幸せだよぉ……


「明日木曜日だし、超張り切ってお弁当作ろう♪」


ゆるみっ放しの顔に手をあて、1人考える。


神様?


この恋の運命は………神様じゃなくって


どうか―――……“私”と“連右”に決めさせて下さい。


「早く会いたいなぁ……」


別れたばかりなのに……私は外の月に向かって、呟いた。