私はずっと泣いていた


ひなは何も言わないで
頭を撫でてくれた。


ふと顔をあげると外は明るくなっていた


それは朝になったからとかじゃなくて


ライトアップされた遊園地だった


「どう、して」

「行こ、まゆ?」

ひなと私の手が繋がる