亮也の顔が一瞬悲しく見えた



「・・・」


「うう・・・はな、してよ」


ゆっくり


離れていく



私は、その場から走った




走って走って暗闇の中一人ぼっちで泣いた。



「どうして、くるしい、の?」

辛いよ


辛い



助けて


助けてよ
















ひな