沙「…なら。少しだけなら行く」 沙羅が行くことに翔は安堵のため息をついた。 やっぱり陸人には敵わない。 とも思った。 翔「じゃあ。明日だから迎えにくるからな」 バタン 扉を閉めたあと 翔「沙羅のあんな不安な感じ。初めてみた」 ポツリと翔は呟いて歩き出した。