いいよ。

爽は別に悪いやつじゃ無いことは分かったし。

ただ、陸人が好きな気持ちが出すぎてるだけだろ。


沙「ハァー…」

なんか訳わかんねー。

なんだこの状況。


陸人にとっての私の存在なんかこんなもんなんだろーな。

こーゆーときに限って涙なんか出てきてくれない。

ほんとに私が爽を泣かしたみたいじゃんかよ!


もーなんでもいーや。


部屋に帰って、やることなくて、ベッドに座ってボーッとしてた。