おろさない。
だって陸人との子供だもん。

だから…ひと…り…で…


…ひとり
…ひとりなんて…



沙「ひと…りで。…しごっとも…」


泣くな!

泣くな泣くな泣くな泣くな泣くなー


沙「むりだよぉー!!やっばり、りぐどどじゃないど…なんにも…でぎない…」


なんにも考えられない…




−ギュッ


沙「りぐど…?」

陸「なんで何でもかんでもひとりで決めんだよ!」

沙「え…だって…」

陸「確かに俺は子供は苦手だけど…。自分の子供は違うだろー。俺の子供でもあるのに、なんで相談してくれないんだよ!」