父「元をたどれば俺がいけなかった。」


大好きなはずなのに、
それを出すのが恥ずかしかった。



母「あなたは何も悪くない!あなたの性格は分かっていたことだもの。」



お前はどうしても沙羅が悪いと思いたいのか。


嫉妬が暴力になって、最初にあった愛情さえも憎しみにかわった。


おれは
その事に気付かなかった。


いや
気付かない振りをしていた。


最低なのは俺なのかもしれない。