「悪ぃ…。好きな人が出来た」 そう言ってばつが悪そうに謝ってきた晋也。 放課後のオレンジ色に照らされるあたしたちを取り巻く気まずい空気。 「ん、なんとなく気づいてたよ…。その人と両想いなんでしょ?頑張ってね」 嘘。 頑張ってなんて思ってない癖に。 無理やり笑顔を作り受け入れたふりをした。 高校3年生の終わり、1年半の恋が終わりを告げた。