周囲が一層、騒然とした。 「ええ」 「まさか」 「いったいなぜ」 ボグリボーズがうろたえた。 「き、貴様、いったいなぜ俺が犯人だとわかったのだ」 ボグリボーズは犯行を認めた。 「なぜなら、アリバイがないからだ」 「なにい」 「夕方から夜までの犯行時刻、誰にも目撃されていないのは、ボグリボーズだけだ」