「お名前は何ていうんですか」 「何だったっけな。ああ、確かゾクピロンです」 「私たちにも握っていただけませんか、ゾクピロンさん」 「ええ、お安い御用ですよ。何握りましょうか」 「じゃあ、ウニとイクラと中トロをお願いします」 「お兄さんは」 「私は、アジとサンマと甘えびをお願いします」 「かしこまりました」 ゾクピロンがオットーとミトタンに寿司を握ってくれた。 「おいしいです。ありがとう」