そうだ、花札小説を書こう。 ひたすら登場人物が花札をしているだけの小説だ。 オットーは花札を用意して一人こいこいをはじめた。 そして、その経過を記録しはじめた。 「きた!猪鹿蝶!」 「青短できた!こい!」 オットーは一人ごとをつぶやきながら、ひたすらこいこいを続けた。 やがて原稿用紙が埋まるくらいの分量が記録できた。 オットーは記録を原稿用紙に書き写しはじめた。