萩原さんが持ってきてくれたのはナポリタンだった。 「おいしい…」 「良かった!」 「私パスタの中で1番ナポリタンが好きかも」 「本当?良かった。あ、甘いもの大丈夫?」 「あ、はい」 「じゃあちょっと待ってて」 そう言って萩原さんはまた厨房へ消えて行った。