「萩原さん本当にカッコイイね!

顔だけじゃなく、性格もイケメン!!いいなぁ、沙弥は…」



「そ、そんな…。

でもまだ…気持ち伝えてないし…。

まだわかんないし…」



「何言ってんのよ!もうお互い通じてるんでしょ?」



「でも…」



「もう!!じれったいな~。

そんなに気になるんなら聞いてくれば?

っていうかその前に合否の結果伝えなさいよ!!

萩原さん待ってるよ」




あ…


そうだった。




想いの前に、私まだ萩原さんに私が合格したこと言ってない…。




萩原さんエスパーだからわかってると思うけど…。




「あの…萩原さん!!」



私はスタッフさんに萩原さんがちょうど厨房に行ったと聞いて、中へ入った。




「おぉ、沙弥どうした?料理口に合わなかった?」



「いや、すごくおいしかったです」




萩原さんが用意してくれた、料理は全て私の好きなものだった。





でも、今伝えるべきことは…