「こんばんは。 あの今大丈夫ですか? あ、ダメだったら全然いいんですけど…」 「ああ、大丈夫だよ。 もうお客さんもいないし、従業員たちも帰ったからさ。 どした?なんかあった?」 久しぶりに話す萩原さんの声にどきどきしながらも、私は梨衣に話したように話し始めた。 萩原さんは相槌をうちながら聞いてくれた。