「馬子。やっぱり馬子しかいない!俺と結婚してくれ!」 「……鹿也さん……!」 ……… 「はぁ、泣けるっ……!」 「……この映画のどこに泣く要素が!?」 ―――――… ――――… 映画が終わった。 思い返してみると、開始15分くらいから、捺は号泣していた。