「そんなこと思ってません!!」
俺はつい、怒鳴ってしまった。
「最初はそう思っても
最後は自分が大事になって捨てるんだよね。」
「・・・なんでそう思うんですか?」
「飛鳥の元彼のこと、聞いてないの?」
「元彼って・・・相手が勝手に付き合ってるとか言ったやつ・・・?」
「そこは聞いてないんだね。」
そう言って龍翔さんはため息をついた。
「あいつがいじめられてたとき、
いつも助けてくれる奴がいたんだって。
そいつは飛鳥のことがずっと好きだったらしいんだけど。
いつも助けてくれるからだんだん飛鳥もそいつのこと好きになって、付き合うことになった。
最初はたつや君みたいに『俺が守る』とか言ってたけど
だんだんそいつも偽善者って呼ばれていじめられるようになって
結局自分を守るために飛鳥を捨てた。」
「捨てたって・・・」
「いじめてたやつに脅されて『お前が哀れだったから助けてやっただけだよ。
そうじゃなきゃ誰がお前みたいのと付き合うか!
死ねよブス!』的なこと言ったらしいよ。」
俺はつい、怒鳴ってしまった。
「最初はそう思っても
最後は自分が大事になって捨てるんだよね。」
「・・・なんでそう思うんですか?」
「飛鳥の元彼のこと、聞いてないの?」
「元彼って・・・相手が勝手に付き合ってるとか言ったやつ・・・?」
「そこは聞いてないんだね。」
そう言って龍翔さんはため息をついた。
「あいつがいじめられてたとき、
いつも助けてくれる奴がいたんだって。
そいつは飛鳥のことがずっと好きだったらしいんだけど。
いつも助けてくれるからだんだん飛鳥もそいつのこと好きになって、付き合うことになった。
最初はたつや君みたいに『俺が守る』とか言ってたけど
だんだんそいつも偽善者って呼ばれていじめられるようになって
結局自分を守るために飛鳥を捨てた。」
「捨てたって・・・」
「いじめてたやつに脅されて『お前が哀れだったから助けてやっただけだよ。
そうじゃなきゃ誰がお前みたいのと付き合うか!
死ねよブス!』的なこと言ったらしいよ。」
