あれから一週間、学校も行かず、 部屋からもあまり出ていない。 まだ胸がドキドキしている。 やっぱり、 『あたし、あいつのこと好きだったんだ・・・』 涙が溢れてきた。 最近泣いてばっかりだ。 気付かなかったわけじゃない。 気づかないフリをしていただけだ。 わかっていた。わかっていたのに・・・ あたしはまた過去のことを思い出していた。 すると、急に部屋のドアが開いた。