そういえば号室を聞いていない。



ポストのところに書いてある表札を探していると




あった。




『白河』



304号室。



俺は近くのエレベーターに乗って3階のボタンを押した。




早く!早く!!



エレベーターの動きが遅く感じた。




やっと3階に着いてドアが開いた瞬間走って304号室に向かった。



302・・・



303・・・



304・・・



あった!!



俺はチャイムも押さずにドアを開けた。



鍵はかかっていない。



部屋を一つずつ開けて誰かいるか確かめた。



最後の一部屋。



俺は深呼吸してドアを開け放った。



そこには・・・飛鳥がいた。