放課後、家に帰る途中、



男が女の人と話していた。



そんなのよくあることだ。



いつもなら気にならない。



なのになぜか勝手に話を聞いていた。



イケメンとかわいい子が話してるからだろうか。。。



するとある言葉が聞こえた。



「最近妹引きこもっちゃっててさ

       学校もいかないし・・・」


「えーー!飛鳥ちゃんが?」



・・・飛鳥・・・・



飛鳥!?



「すいません、もしかして白河飛鳥さんのお兄さんですか?」



考える前に体が勝手に動いて勝手に話していた。



「・・・そうだけど・・・・

       君は?」


「俺、飛鳥の同級生の白鳥龍也です!

        飛鳥今どこいますか?話したいんですけど!!」


やっと会える!


やっと話せる!


そう思うとつい興奮してしまう。



「飛鳥は家にいるけど・・・」



「どこですか!!?」



「あそこのマンションだけど・・・

        っておい!!」


俺は頭を下げて走ってそのマンションに向かった。