次の日、いつもと同じように下駄箱で飛鳥を待った。



どんな顔して会えばいいかわからないけど会いたい気持ちの方が大きかった。



けど、飛鳥がいつも来る時間になっても来ない。



朝学活が始まるチャイムがなっても来ない。



俺は諦めて教室へ向かった。



「最近遅刻が減ってきたと思ったらまた遅刻か!!」


と先生にガミガミ言われたが


すいませんと軽く謝って席についた。



俺はずっと外を眺めていたが、飛鳥がくることはなかった。



なんで来ないんだ?



俺が告白して来づらくなったのか?



そんなことが頭の中でぐるぐるしている。



俺は休み時間、俺はA組みに行った。



そこにちょうど亮がいたから聞いてみた。



「白河飛鳥って今日休み?」



「あぁ、病欠だって。珍しいよな。」



「そうなんだ。サンキュー」


それだけ聞いて教室へ戻った。