次の日なぜか早く起きて暇だったら早めに学校へ行った。


早く来たから下駄箱にあいつはいない。



教室のドアを開けようとしたとき、話声が聞こえた。



「最近飛鳥と龍也、よく一緒に居ない?」



「いるいる!飛鳥って男子に興味ないと思ったら結構面食いだったんだ。」



「ってか前にさぁ、優華が話してたじゃん。

           龍也のこと好きだって。そんとき飛鳥いたよね。」



「いたいた!!ってことは知ってて近づいたの?サイテー」



「マジサイテー。今まで喧嘩強いからいじめなかったけど

            みんなでやれば平気じゃね?」



「だね!」



そんな会話が聞こえてきて、体の震えが止まらなかった。



昔のことが蘇ってくる。



ここにいちゃだめだ。



あたしは屋上へ向かった。