休み時間、また屋上で弁当を食べているとあいつが来た。



「お前今日遅刻しただろ。

        ってか寝癖ダサっ」



「寝坊だ寝坊!!

    直してる時間なかったの!!」



そう言って隣に座ろうとしてきた。



「隣くんな!!あっちいけ!」


「え~~いいじゃん。」


といって軽くスルーして、コンビニ袋からウィダを取り出した。



「お前、それだけ?」


「うん、選んでる時間なかったからさ。」


「へーー、ドンマイ。」


「なに?弁当くれんの?サンキュー!」


「誰もやるとは言ってねーし。」


といったがいつの間にか卵焼きを取って食べていた。



「おい、勝手に食うな。」


「うまい!超俺好み!!

      まさか飛鳥が作ったわけじゃねーよな。」


「すいませんね、あたしで。」