「もっとガッシリしてるかと思った。」


「すいませんね、ひょろひょろで。」



「いあ、よく見るとかわいいね。」



あたしは立ち上がって帰ろうとしたけど


腕をつかまれて


「ごめん、気に障った?ごめんね?」



といって席に座らされた。


「飛鳥なんで一人なの?」


「家にお兄ちゃんの彼女来てるから出てきたの。」



「へーー追い出されたみたいな?」



「いや、めんどくせーし自分から出てきた。」



「飛鳥ちゃんなんでそんな男っぽい話し方すんの?」



「別に・・・」



「ってかさ、飛鳥って人と絡むの嫌いだろ。」



「うん、とくにお前と絡むの一番嫌い。」



と言うと「ちぇ」っといってまた笑い始めた。



裕樹ってやつも笑ってる。



そのあといろいろ話してたらあっという間に9時になったからあたしは先に帰った。