君を守る~二人の約束~

「なんで飛鳥いつも一人でいんの?」



・・・あたしじゃなかったら傷つくようなことをサラッと言った。



「一人が楽だから。ってか関係ねーだろ。」



あたしは小走りになった。



それでもついてくる。



嫌がられてんのに気づいてないのか?



「ねぇ、部活入ってないんでしょ?

        今日一緒に帰ろーよ!」


「やだ。」



「いいじゃん!」



「絶対やだ!!」



「じゃあいいし。」



やっと諦めた。



顔を見ると残念そうな顔をしてるけど一瞬ニヤリとした気がした。



あたしはそのまま教室へ行った。