君を守る~二人の約束~

「俺、白鳥龍也。
    
     お前は?」


そんなこと言われるとは思ってなくてビックリした顔でそいつを見つめた。



「お・ま・え・は?」



「なんでお前に教えなきゃいけねーんだよ。」



「白河飛鳥だろ?」

といってまた笑い始めた。



「知ってんなら聞くな。めんどくせーな。」



「答えてくれんかなーとおもって。」



「あっそ。」



もういい、これ以上付き合ってらんねー




あたしはもう話しかけんなというように机に顔を伏せた。



そっからはもう話しかけなくなった。