「そういうことなら朝に言ってくれれば良かったのに。 俺は男友達と食べるから大丈夫だよ。」 さっきまで、千里先輩を睨んでいたのがまるで嘘だったかのように優しい表情でこっちをみる。 じゃあがんばれよ、と言って去っていく彼はいつもの彼で少し安心した。 「じゃあ僕らも行こっかー。」