「…何やってるんだよ、兄貴!?」



え…??

なんでここに優がいるの??



優は、私が見たこともないような怖い顔をして立っていた。


…しかも、兄貴って言った、よね??



「なんだ優、買い物行ってるんじゃなかったのかよ??」


「もう済ませたよ…それより、早く未織から離れろ」


優は足早に部屋に入ってくると、直ぐ様私から先輩を引き剥がした。



「いいところで勝手に入って来てんじゃねーよ」


「兄貴、俺の彼女だってわかってやってんのかよ??」


気だるそうな先輩と、怒った優。


…ちょっと待って!!


やっぱりこの2人って…