次の日、朱里の真相が話題になっていた。

「ねえ!朱里猛烈アプローチしたけど、相手にされなかったんだって~意外と司って冷たいみたいだよ~」

「そうなの~」

「え~じゃあ、あたしチョコ渡すのやめようかな…」

女子達が話す中を静かに席に着いた。

「やるね~七海!やっぱ決まりだね…司の彼女~」

よくわからないうちに、自分がとんでもなく司に恋心を抱いていたことになっていた。

んー?

違うかな…

好きになったんだ~あの強引さにひかれたんだ私~