「俺も、軽く見えてる?」

「見える…」

ぶっ…はははっ。

司は、大ウケしていた。

意味不明に笑う司に、イライラしていた。

七海は、一緒に話してるのも嫌で、歩き出す。

近くにベンチがあって腰をおろした。

何故か着いてきた司が横に座る。

「ね~!なんで着いてくるの?そっち行ってよ~!」

「や~だよ」

は~!?何、何なの!

立ち上がろうとした、七海の腕をつかみながら司は笑って言った。

「七海、誕生日に何欲しい?アクセサリーかぁ~?七海のスネた顔が、すごく可愛いかったから、何かプレゼントするよ」