「なかなか面白い感想だ。 先生。この人は?ん?先生?」 重松先生はぼうっとしていた。 「あっ……そうね。 彼女は幸村麻李さん。」 小松くんはにやりと笑った。 嫌な予感… 「幸村、麻李… 先生。私は彼女を書記に推薦します。」 「はっ!?そんなの嫌で……あ…」 生徒手帳に書いてあった… 第65条 クラス委員が提案した内容は、クラスの3分の2以上の反対がない限り、決して否決できない。 終わった…… 私の人生。