アルバ…

ゲームは順調に進み、一人一本だけが残った。

和真の番だ。

『いっせーのーで』


「に!!!」

私の指と渚の指があがり、和真は一位でゲームをあがった。

「よっしゃ~」

和真は嬉しいのか、すごい笑顔で叫んでいる。


そうしてる間にゲーム終了~!!


順位が決定した。

和真が翠さんの。

渚が私の。

翠さんが渚の。


そして私は和真のものになった。



「これ何入ってんだろう~?」

和真は楽しそうに言った。

ビリビリ

ラッピングを破った和真の第一声

「何じゃこれ…」

和真は包みからプレゼントを取り出し指で摘んだ。

「いいっしょ?コンドーム♪」

あの大きなプレゼントの中身はコンドームの山。

私、もらわなくてよかった。


私の隣りには「いらねぇ~」と嘆く和真。

可哀相に。欲を出すから…