ロシア人留学生の女子生徒は、携帯電話を机の上に置いて玄関先へと向かう。

「はい?」

ドアを開けると。

「どうも、はじめまして」

童顔スレンダー、全身小麦色の肌、長い黒髪ツインテールの美少女が立っていた。

快は目を丸くする。

その彼女が着ているのは、Yシャツ一枚だけ。

その下には何も着ていないみたいだ。

快だけでなく、ロシア人女子生徒も赤面しつつ目を丸くする。

よくあんな格好で外を歩けるなぁ。