仮面恋愛


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「みーおッ!!!」


ぼーっとしていた私の顔の前で

手をひらひらさせている莉子。





「うん?」



「もう今日の美桜はぼーっとし過ぎだよ?ほら早く購買行こ♪」





気がつけばもう昼休みだった。




ずっと、昨日の出来事が頭から離れない。




もしかしたら、

見間違いかもしれないのに。



馬鹿だなぁ........。


もう1年も前のこと引きずって・・・。



こんな後悔するくらいなら、

気持ちを伝えればよかった......。





『もう!!!

私はこんなにも莉生でいっぱいなんて、

莉生のせいだからね!?』



なんて、

そんな会話すらできない距離なのに。