仮面恋愛



「ごめんッ!!大丈夫!?」



顔を覗きこまれて、

ふと顔を上げる。




「り、お.........?」


自然とそんな言葉が口から出た。




「えッ!?」



「あッ!!ごめんなさい。大丈夫です。」





「怪我してなくてよかった。じゃあ。」


そう言って走り去ってしまった彼。





『莉生だ。』


そう思ってしまった。





彼は莉生にそっくりだった。


本当に信じられないくらいに。




名前なんていうのかな・・・?





それからずっと、

彼のことを考えながら、帰った。