仮面恋愛


教室の窓から、

見えた仲良く寄り添う莉子達。





私が小さい頃に描いていた、

私と莉生が寄り添う未来。



そんな未来なんて、

最初からなかったんだ。





夢を見るのなんて簡単。


でもそれが壊れるのなんてもっと簡単なこと。







「よし。私も帰ろう.....。」




重たい鞄を持って、

とぼとぼと廊下を歩く。








“バーン”



いきなり向こうから走ってきた


誰かにぶつかった。