不良のあなたとあたしの物語(完)

横目でその声がしたほうを見ると…。




平沢くんとはるかがニヤニヤしながら立っていた。




「何をするってなー…。ゆり。お前らがやったことを俺らもしようと思っていただけだっつうの。」





どこに対抗心もやしてんのかわかんないけど、あの2人に負けたくないのかな?



圭也が考えることだもん。





この前にも平沢くんが、堂々とキスする圭也なんて見たことないって言ってたもんね。