不良のあなたとあたしの物語(完)

そう叫んだのと同時にあたしの背後に気配を感じる。



怖いけど思い切って振り返る。


「ゆりさんは、ここにいな。」


そこには平沢くんがいた。


「なんで平沢くんがここにいるの?」


「んー。なんかうるさかったから来た。それだけ。…じゃ俺は圭也の助っ人として行こうかな。」




そう言って平沢くんは圭也のもとに行き乱闘に参戦していった。