きっとあなたを忘れない

またまた、愛乃ちゃんは呆れ顔。

「でもなんで?」

「だって、新しい出会いがあるかもしれないでしょ?」

「あ。そっち?」

「似合ってない?」

大きな目を、うるうるさせて
上目遣いで私を見ながら聞く。

女の私が見ても、可愛いと
思っちゃう。

「ううん!メッチャ似合ってる☆」
そういうと、愛乃は
私に飛びっきりの笑顔を向けた。

「そうえばさ。クラス同じがいいね―。」

「うん。」

そんなことを話してるあいだに
学校に着いていた。

私たちは、クラス分けが
張ってある所へ走った。


「やった!愛乃とも颯介とも同じクラス!」

願ってた事!

2人と同じクラス――――――

「やったね!」

愛乃も笑ってくれた。

そして、教室へダッシュ(笑)